ポコアポコヤ(latifa)

映画、読書、お菓子等 gooから引越して来ました

▲ネタバレ部分にご注意ください▲ ブログ移行後、ネタバレ部分が普通の文字色になってしまっている記事が有ります!

「フラワー・オブ・ライフ」他 よしながふみ作品



もしかしたら、こんなに良い感じの学校、クラス、メンバーが揃ってるお話は現代のファンタジーなのかもしれない。でも、私は素直に良いなぁ~!って思ったお話でした。

普通だったら、いじめられそうなオタクの自意識過剰な気難しい男子や、貞子系ルックスのハーレクイン系小説?漫画を描く女の子とか、デブって言われそうな三国君も、この学校ではちゃんとみんながそれなりに受け入れてる。それに、彼氏のいる子いない子、色々な子が、それぞれ同じじゃない者同士が親しくしているのがとっても良いんだなぁ~。 もしかしたら、よしながさんが育った学校は、こういう感じだったのかな。この学校は成績の良いお勉強の結構出来る学校ってイメージが漠然とあるけれど・・。

で、この漫画の軸としては、春太郎と翔太君のお話と真島、そしてシゲとの関係とかなんだけれど、色々沢山の人たちが登場し、それぞれのキャラが立っていて、どの人のエピソードもなかなか良いんですよ。そこもこの漫画の良さです。

それで、この漫画を読みながら、まだまだ自分ったら全然人間が出来てないし、人の気持ちに鈍感でダメだ!!ってのを突きつけられちゃいました・・・。
よしながさんの人物観察とか、心理描写って凄く深い処があって、たまに、ぐわっと来るシーンがあるんですよ・・・。

今思い出せるシーンとしては、シゲが春に「白血病って事をみんなの前で言っちゃった事で、春本人は意識してなくても、みんなより優位に立った」って部分とか「自分がやられてイヤな事は他人にしないってのは子供でもできる。でも自分は平気でも他人がイヤだと思う事をしないようにする~」って処とか。
あと、春太郎が翔太君の家に来た時に、お父さんが配慮して言った「玄関先で二人でしゃべった方がいいんだよね?」と言ったのには、くぅ~~っ!このお天気予報お父さんやるなぁ!!って思ったわ。

学級委員のいかつい顔の女の子の山根さんが、すんごい気配りの出来る良い子で感動しちゃったなぁ~。でもそれは転校を繰り返してが故に身についた事だったんだね・・。神かと思ったよ。本の貸し借りに関するエピソードも印象的だった。

あと、春のお姉ちゃん、綺麗でお料理上手でさばさばした明るい性格の人なのか?と思っていたら、4巻で今の職場で辛い事や、高校時代回りから浮かない様にいつもキリキリしていて大変だった・・って泣いて言うシーンにはびっくり・・・。

4巻では、タイトルの「フラワーオブライフ」って「若い盛りに」って・・・そういう意味だったのかぁ・・・って知らなかったので、例文が「He died in the flower of life」だったのもあって、ちょっとショックを受けました。

★以下ネタバレ 白文字で書いています★
シゲが、最後に真島と小柳とどっちを選ぶのか?と思いきや、最初真島を取ったと思ったら、その後また小柳と・・。ちょっと意外だったなあ・・・。なんか小柳ってズルくてイヤ! せっかく真島と良い感じになりそうだったのに、シゲったらまた小柳とよりを戻したのは、ちょっとがっかりしちゃった。 以上
それにしても「東京ラブストーリー」での江口洋介を捨ててカンチに~ってのには爆笑しちゃった。よしながさんも、昔東京ラブストーリーにハマって見てたのかな?ってのを想像したら、なんだか妙に嬉しかったな。

よしながふみさんの漫画は、最初に読んだのが「大奥」でした。それが面白かったので、他の本も・・と立ち読みして読んだのが「ジェラールとジャック」「執事の分際」「愛すべき娘たち」でした。ちょっと露骨なBL描写には慌ててしまいましたが・・・。
ゲイちっくな内容が入っていても良いんだけれど、それ中心じゃない内容の方が好きかな・・。「きのう何食べた?」程度なら全然OK!

この本も大好きです。弁護士の筧史朗と、美容師の矢吹賢二の同棲生活と、美味しそうな料理の献立の漫画。安く購入し、残り物を出さず手順よく料理し、栄養バランスも考えて・・・と、とっても参考になります。美容師のケンちゃんが私は好き。筧さんと「フラワーオブライフ」の真島は風貌が似てる~こういうルックスがよしながさんは好きなのかな。

今は「西洋骨董洋菓子店」の1,2巻まで読んで、3,4巻を待っているところです。これも数年前にあったドラマ版は見てはいたんですが、漫画原作本を読んで、軸になる部分が違っていた事にびっくり!漫画原作の方がずっとドラマ版より面白かったんですね・・・。

ところで「大奥」も映画化されるそうなんですってね。キャストどうなるんでしょうか?!