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★読書感想「タイム・アフター・タイム」 吉田修一 まぶし過ぎた


「国宝」が大ヒットした吉田修一さんの新刊、デビュー30周年記念作品です。
私には、まぶし過ぎました。
本作は新聞で連載されていた小説で、ド直球の恋愛物語でした。

世間の評判は非常に高い様です。
読んでいるこちらが照れるようなシーンやセリフが多々登場します。
主人公の2名は、それぞれ良い人だし、両想い度がマックス。

主人公の2人以外の登場人物で、相手にいいように使われてるだけと知りつつ、それでもこの好きな気持ちは抑えられない!みたいな処があって、そこはなぜか心動かされました。

もともと、あまり甘々な恋愛ものは好みではないのもあって、やっぱり楽しむというよりは気恥ずかしさが・・。
吉田さんの本、結構色々読んで来ているのですが、こういう内容は珍しいのではないかな・・・。吉田さんの過去作品の「路 ルウ」を読んだ時は主人公たちの恋愛部分も気持ちよく読めたのですが・・・。

★本格的なネタバレは今回は書きませんが、ややネタバレ★

この2人がこれから、どうなるのか?解りませんが、これだけの2人だもの、この後、良い感じになってくれると良いなー。
偶然若い時に思い出の場所に一緒に写っている写真が・・って展開は、おお!と思いました。
また、最初の方で登場する政治家の女性(車の中での発言が結構ひどい)が、最後の方で、少し登場するのが意外で良かった。 以上

 

最初この本を見た時に、え?!こんな分厚いの?!とショック。読めないかもしれない・・・と思ったものの、そこはさすがの吉田さん、読みやすいので、さらさらっと読めました。飽きる事もなかったです。

でも、私はダークな黒い吉田作品も読みたいです。

タイム・アフター・タイム 吉田修一 幻冬舎 (2026年5月27日発売)
眩しい夏の初恋と、二十年後の再会。建設会社に勤める尾崎颯は、土砂降りの雨のなか、高校の同級生だった久遠愛と再会する。二人は同じプロジェクトの担当者として再び言葉を交わすようになるが、建築家のデザイン盗用疑惑によって計画は暗転。さらに尾崎の家庭にはスキャンダルが迫り、久遠もまた、癒えない心の傷を抱えていた。

新 吉田修一

「タイム・アフター・タイム」
「国宝」吉田修一 映画との差異 ネタバレ
「罪名、一万年愛す」

 「愛に乱暴」
「ミス・サンシャイン」
「パレード」
「初恋温泉」「日曜日たち」他
「最後の息子」「春、バーニーズで」
「永遠と横道世之介」
「続、横道世之介」
「怒り」
「路ルウ」「平成猿蟹合戦図」
「さよなら渓谷」「パーク・ライフ」
「横道世之介」
「悪人」