ポコアポコヤ(latifa)

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「脳内ポイズンベリー」映画と原作漫画の差異と感想

私は、「インサイド・ヘッド」よりも、ずっとこちらの方が面白かったです。4つ★半

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この映画のことは、インサイド・ヘッドを見るまで知りませんでした。

とても似ているという噂を聞いて、これを見てみたのですが、確かに脳内設定や、壊れていくお城のアニメシーンとか、とても似てる。ピクサー、まさか、ちょっとアイディアぱくっちゃった??って、つい思ってしまうほど。だって、原作漫画が一番世に出るのが早かったわけだから・・。

漫画は未読ですが、「キサラギ」の監督さんとのことで、脳内会議のバタバタが、とても面白かったです。

大事なのは、誰が好きかじゃない。誰と一緒にいる自分が好きか?ということ。これには、はっとさせられました。

確かに、好きな人だけど、その人と一緒にいる時の自分は、緊張していたり、素でいられない・・・って事ありますもんね・・・。

うん、うん・・・。

すっごい面白かったのだけど、主人公のいちこの越智さんへの態度が、ちょっと酷いよなーーって思ってしまって・・・。

最初のキスはさておき、これから告白しに行くからと、かけつける越智さんに、その後取ったであろう態度とか言葉を思うと、越智さん可哀そうすぎるよ、って思っちゃった。 

あと、30歳であの赤い帽子(笑)っていうのは・・・。なんというか・・・スタイリストさんが衣装を用意したのだろうけれど、あまり、あの手のカジュアルっぽい服装が、真木さんに似合ってないのよね・・。

授賞式?の時の赤いドレスみたいな、女っぷりが出る服の方が、ずーーっと彼女の良さを感じさせてくれる。

でも、ロケ場所が、偶然、とてもなじみのある処ばっかりだったのは、なんだか嬉しかった。

野波麻帆さん、「モテキ」以来、久しぶりに見たのですが、役柄のせいもあるけれど、ずいぶん落ち着いて、ママさんって感じになっていたのには驚いた。

脳内ポイズンベリー (2015)

監督 佐藤祐市

脚本 相沢友子

原作 水城せとな

出演 真木よう子 / 西島秀俊 / 古川雄輝 / 成河 / 吉田羊 / 桜田ひより / 神木隆之介 / 浅野和之 / 野波麻帆 / 岡本玲

内容・あらすじ いちこは30歳でライターで独身。年下の23才のアート系男子、早乙女にばったり再会する。

いちこの脳内では、話しかけるか否か・・・の会議が行われていた。

理性(西島秀俊)・ポジティブ(神木隆之介)・ネガティブ(吉田羊)・衝動(桜田ひより)・記憶(浅野和之)が、ワイワイ大騒ぎ・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・

映画と漫画の差異

映画を見た後、原作漫画を読んでみました。

映画とは違う部分が結構ありました。

まずは、越智さんですが、最後の方で怒るシーンはなかったです。あくまでも、切れるとかそういうのが無い落ち着いた、優しい人でした。またイチコと同じく、越智さんも頭の中で色々会議をしている人っぽい・・・とイチコが感じて話すシーンもあって、2人が似ている・・・と感じました。

あと、鎌倉ドライブの時に、越智さんもかつて長く交際していた彼女に痛い目に遭って別れてた(彼女が他の男との間に子供が出来て、でも自分とはそういう交渉が暫く無かったので、バレた)過去があり、それを聞いて、イチコはもらい泣き、自分にも辛い過去があったことを打ち明けてからのキスだったんですね。

その後ですが、イチコの元彼から2年ぶりにメールが来て、最後は直接電話までかけてくる・・・ってシーンがあるんですよ。

越智さんは、その彼のことや別れた時の事も冷静に見ていて、そのうちまた連絡してくるかもよ、なんて言ってたのが本当になるんです。その時、イチコの携帯を奪って、元彼にバシッと言ってやったりっていう行動もしてるんです。

そして、例の今から告白に行くから!の後、めでたく越智さんとイチコは交際になるのですが(映画では、すっぽかして早乙女の方に行っちゃう)、すぐに越智さんが自分の実家にあいさつに行こうと言い出すのです。

前もって両親に告げてなくて、近くに来たら電話するとのことでしたが、運悪く両親は旅行中で、挨拶できずに帰ります。

後日、改めて行くことになりますが、その日、突然早乙女がイチコの処にやってきて・・・、すったもんだしてるうち、流されて・・。Hしちゃいます。そこへ越智さんがやってきて・・・という流れでした。

メールで謝った後、越智さんとイチコが偶然エレベーターで再会します。その時に、越智さんは激怒するわけでもなく、イチコを責めるわけでもなく、自分も悪かった。親に挨拶にすぐ行こうとするなんて、焦り過ぎだった、自分の空いた心の穴を早く埋めたかったのかもしれないけれど・・・とか言うんですよ(泣)

漫画では、映画よりもっと、早乙女が嫌な奴(自分基準)で描かれていて、あーー嫌だわ、こんな男、って、しみじみ感じちゃった。

イチコが思いがけず、仕事で成功していく事が無かったなら、上手く行っていたのかも・・・。

結局、早乙女と別れた後、一年が経ち、イチコは誰かと結婚する、という処で漫画は終わっています。きっと相手は越智さんなんだろうなあ・・・と感じました。

映画では、また誰か別の新たな人との出会いが・・・って感じをに匂わせていましたが。

うーーん、映画を見た時に、一か所だけ、越智さんが激高するシーン以外は、断然越智さんの方が好きだった私ですが、漫画を見たら、もう越智さんの方が絶対好きだわ!!確定でしたよ。

まあ、人の好みは千差万別だし、ルックスの好みっていうのもあるから、実際その立場になってみないと、何とも言えませんけれども。

あと、イチコが映画では真木さんでしたが、漫画での印象は、真木さんというよりは、ゆうこりん?っぽい感じでした。ファッション的にもニット帽とかかぶるタイプでは無かったです。

早乙女はね・・・うーん、8年前の向井理、って感じかなあ・・・

映画も面白かったのですが、漫画は、より一層丁寧で、細かい気持ちの変化を描いていて、共感できる処や、読んでいて、それは違うだろー!おいおい!!行くなー!!とか、色々突っ込みながら、歯がゆい気持ちにもなりながら、凄く引き込まれて、一気読みさせてもらいました。

日本の漫画って本当にスゴイ、素晴らしいですね!